干潟観察日記 1 | ストーン磐座

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今年も干潟観察のシーズン到来ということで、久しぶりの日記です。
まずは今回の東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます、そして現在進行形の原発災害が一刻も早く収束することを祈りつつ、これからおよそ半年の間、瀬戸内の渚でアマモを観察しようと思います。

ようやく春めいてきたけど干潟の春はもう少しといったところ、干潟にはワカメが全盛でアマモはあと半月ほどかかりそうです。
というのも北浦海岸のアマモは、夏場の高温障害で地下茎まで枯れてしまう一年生の植生だからです。
加えて昨年は記録的な猛暑だったので、原発事故ほどではないにしても今年のアマモの生育状況は相当厳しいと予想を立てていました。
最悪壊滅まで想定していたので、ポツポツ生えてきているアマモを見つけたときの感激はひとしお、ほんま癒されます。
まだ時期的にちょっと早かったので正確なカウントは次回満月の大潮にしますが、ざっと見た感じでは例年の1/3程度は期待できそうです。


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コアマモが見分けがつかないくらい細い。

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ほんときれいだな~。

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早くもウミウシの卵塊が

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潮位はいまいちでした。