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ストーン磐座

磐座、褌、天然石笛(磐笛、岩笛、いわぶえ)販売、海上タクシー

夕方一時間ほど時間が出来たので、選挙に行った後干潟観察を行なった。
前回アオサが席捲していた干潟にはテングサが生えてきて、赤と青の世界に変わっていた。
今日は時間があまり無いので個体数のカウントをメインに行なう。
驚いた事に個体数は増えていたが、割と沖合いの個体は一部消失したところもある。

このあたりは海水温が低いのが好影響を与えているのかもしれない。
一粒万倍ではないけれど、最初2~3本の個体が2~30本ほどに増えているので嬉しくなる。
休みと大潮が重なったので、アサリ掘りの人が二人ほど居て、そこらじゅうを掘り返している。
アサリなんかいないのにと思うのだけど、干潟は皆のものなので掘るなとは言えないところがつらいところ。
とりあえず掘り返されたコアマモの地下茎を埋め戻しておく。
今まで干潟観察のついでに二枚貝の天敵ツメタ貝を駆除してきたが、ことアマモに関してはアサリがいない方が良いというのも皮肉な話だ。
土器川河口のようにお年寄りや家族連れの方々が、ニコニコしながらアマモやコアマモを掘り返している光景は見たくないわけです。
今回で今年の干潟観察は終わりにする予定だったが、個体数が増えていたので時間が取れればもう一回観察をしたいと思う。

写真
ベビータイラギ貝、テングサとアオサのツートンカラー、まだふさふさしているアマモ

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中山さんと丸井先生を見送った後、晩御飯のマーボー豆腐を作って干潟観察を行なった。
入梅しているので雨で海水が濁っているが、晴れ間のある時に観察しておかないとタイミングを逸してしまう。
干潟はまたも姿を変えて、一面アオサの干潟となっていた。
今年の干潟は何となく寂しい、昨年より生き物の数が少ないというか、元気が無いような気がする。
昨年はイソギンチャクやウミウシといったカラフルな生物が目を楽しませてくれたのだが、今年の干潟には色も少ない。
海水温が低いのが影響しているのだろうか?
アマモはかなり茂ってきて、ほぼ今シーズンのMAXみたいだ。
ぼつぼつではあるが花が咲いて種がついている個体があるが、これが問題であることに遅まきながら気がついた。
今までアララトは定植したアマモから種が広がり、徐々に個体数が増えたと思っていたのだが、アマモの株は全てが種を飛ばす訳ではないのである。
今回の調査でも花が咲いていたのは全体図で赤塗りをした4株だけ、一株に50粒種がついたとしても200粒にしかならない。(6/14観察記録 個体数赤塗)
しかもこの200粒が定床する確率はゼロではないがかなり低いと思われる。
結果を求めるあまり、個体数のカウントにばかり気を取られていたが、この越年しない干潟では種の無い株はいくら増えてもあだ花でしかない。
とすると、この干潟に毎年出現するアマモは、潮と風と波によって打ち上げられた大量の流れアマモによって細々と続いていたと考えた方が無理がない。
全く知識のない素人がネットの断片的な情報だけで判断するのだから、所詮この程度のものだったのでしょうね(笑)。
しかしこの干潟観察は、干潟観察自体が目的のお気楽モード、観察時間以外にかかった経費は長靴代くらいのものなので、どんな結果が出ても自己完結していてノープロブレム。
ということで先々日ストックしてあった流れアマモを5月とは別の場所に埋めておいた。(6/14観察記録グリーンの点線)
ただ元来が流れ者なので種の状態は様々、完熟しているわけではないので発芽率の程は定かではない。
7月に入ってもう一回行なう予定で、この頃には完熟率は高くなっているのではないかと期待している。
ということで、今後の干潟観察は種にフォーカスして行なうことになります。
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写りが悪いですが花です。

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姫イカの卵

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花枝
旧暦15日ということで干潟観察を行なう。

日中はヤポネシア号のトイレを作っていたが、例によって船にはフラットな所が無い。

全面緩やかにカーブしているので、陸の建物のように基準になる面が無い。

全て目見当で寸法合せをするのでかなり時間がかかった。

なんとか4時に終ったので、大急ぎで片付けて、ご飯をセットし、晩御飯の用意までの1時間が干潟観察の時間である。

5月末というのに水温はまだまだ寒かった、数のカウントをしようと思うと砂茶碗がかなり目についた。

見ると放置出来ない性格なので、砂茶碗を駆除しながらの観察なので忙しい。

丁度子供達が干潟に下がってきていて、色々と質問してくる。

「おっちゃん何しとん?」「何しらべよん?」「何取りよん?」と矢継ぎ早に質問してくる。

一応ざっと説明したが、怪訝そうな顔をするだけで、子供達にとっては変なおじさんというくらいの認識のようだ。

しかし訳が解らないなりに、面白がって砂茶碗とツメタ貝の成体を取り始めた。

バケツにして2杯分くらい駆除したが、とても全部は取りきれない。

しかしこの砂茶碗駆除は、クリキンディよりは効果があるので止められないのです。

出穂が始まっていてアマモの個体数はわずかばかり増え、昨年同時期と比べればまあまあというところでしょう。

ここのところ良く風が吹いたので浪打際に流れアマモがどっさり流れ着いていた。

昨日ちょっと見た時に、種の入った流れアマモがあったので、今日は本格的に種を採集することにした。

用の無い人にはただのゴミだが、アララトにとっては宝の山(笑)

まだちょっと未熟かなと思うが、せっかく流れて来てくれたものなので、駄目元で植えてみた。

春先に水産試験場に種を分けて欲しいと問合せしたら、在庫がなくて断られてしまった。

電話では、在庫はあっても分けるのはちょっとという感じだった。

本来ならアララトみたいなケースには、率先して融通してくれてもよさそうなものだが何故なのかよく解らないです。

まあ丁度欲しかったところに、流れ着いてくれたのだから結果オーライですけど。

ということで今年は、せっせか流れ着いた種を植えることにしました。

場所は三年間のデーターから、真水の流れ込むところにまとめて植えた。

何故か真水の流れ込む所は発芽の確率が高いのと、この一年生のアマモ場(まだ場というほどのスケールではありませんが)では、ある程度の密度が必要なのではないかという仮定の実証実験でもあります。

流れアマモの中に地下茎のついたものもあったので8本ほど近くに定植した。

一応この種植えは7月中頃まで継続の予定。

来年の春、どんな結果になるのかが楽しみです。



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出穂したアマモ


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子供達も砂茶碗駆除のお手伝い。


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宝の山(笑)

カヤック隊のT君からのメッセージです。
以下転載
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先日5月10日、上関原発中止を求める署名が国(経済産業省)へ提出されました。
全国から85万以上の署名が集まりました。(今後も100万を目指し継続されます)
その時の映像です。

「STOP上関原発!」全国85万超の声 2010.5.10
http://www.youtube.com/watch?v=mcsS5lzvYho

国の対応は相変わらずでしたが、国の役割は国民を守ることのはず。
もっと多くの声(100万人)を集めて無視できないようにしたいですね~。

「祝島が補償金を受け取っていないこと」に加え、この「全国の声」は、原発を止めるべき大きな根拠だと思います。
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T君の言うように、もっともっと大きな声にしたいですね。
今日の干潟観察はマーキングをメインに行なった。
干潮時間が7:00、日没が7:00、PTAの会議が7:00というタイトなスケジュール。
晩御飯をカレーで手抜きして、DIYショップで5mm×5.5mの鉄筋を3本買って切断、子供達も遊んだりするので先を丸く曲げて安全対策を行な う。
先日来から記録している場所に片っ端からマーキングしていくわけだが、水が濁って四苦八苦。
順番が逆、最初に見つけたところからマーキングしておくべきだった。
今までは移植が大半だったのさほど苦労はしなかったが、今年は種が拡散した結果、かなりばらけて生えているので神経衰弱のような作業だ。
沖合いの一箇所を除いてなんとかマーキングが完了した、今後の観察はかなり効率UPするでしょう。
時間に追われながらもツメタ貝の駆除と、今日の酒の肴の採集を並列処理で行なう。
今日の獲物はキヌタアゲマキ。
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/sonotamarusudare/kinutaagemaki.html
大小二つの穴を開けているので割と見つけやすい。
ツメタ貝を駆除し始めてからかなり繁殖していて、結構楽しめたのだが、昨年現場を隣の漁師もおばさんに見られてしまったのが悲劇の始まりだった。
次の大潮の時干潟に下りてみると、干潟一面が無残に掘り返されていた。
漁師には保護するという概念は基本的に無い、取らなければ誰かに取られるので、ある時は徹底的に取りきってしまうのである。
アララトが採取するのは、全体の個体数から適度に間引くくらいの量だったのだが、全ては水泡に帰してしまった。
おかげで今年は数える程度しか生息していない。
まあ沖合いの掘れないところに種は残っているので、自然に放置しておけばまた一年あればそこそこ再生するのではないかと思います。
この干潟はこんな感じで、一人の振る舞いで環境が変化する文字通りの里海なわけです。
アララトのメインはアマモなので変な縄張り争いはありませんが、今年最初で最後のキヌタアゲマキを食しながら、今後の予定に思いを馳せるとしま しょう。


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5/16
四季から帰ったアララトは、晩御飯にエビギョウザとノーマル豚ギョウザ計120個をサクサクとつくり、干潟観察を行なった。
今日と明日が今月のタイミングなので、はずすわけにはいかないのである。
雨の影響で海水が濁っていていたが、かなり潮が引いていたのでまあまあのコンディション、大急ぎで個体数のカウントを行なった。
個体数は順調に増えていて、放置プレーにも関わらず、昨年の同時期をわずかに上回っている。
前々回の観察で、この干潟のアマモは越年しないとの推測をしたが、今回の観察でどう見ても一年生では無さそうな株が数ヶ所見受けられた。
ほとんどは一年生だが、中には越年する個体もあるのだろうか?
それともかなり大きな流れアマモが定着したのだろうか?
掘り返して地下茎を確認したくなるが、貴重なアマモなので更に経過観察をすることにした。
http://www10.ocn.ne.jp/~veeten//slo/amamo/kansatu.htm
全体の個体数は今日カウント出来たので、あしたは株の差異を細かく観察したいと思う。
ここ二年ほど干潟観察のついでにツメタ貝の除去をしているのだが、今年はツメタ貝の個体数が激減していた。
http://ameblo.jp/veeten/entry-10250426185.html
http://ameblo.jp/veeten/entry-10098607847.html
特にピークだった2008年にはナータン御一行の助けを借りて、4人で嫌になるくらい駆除した効果が現れてきているようだ。
始めの頃は4年物くらいの巨大なツメタ貝が、舌をベロ~ンと広げてゴロゴロしていたのだが、今年は一年物くらいの個体ばかりだ。
ツメタ貝の減少に反比例するようにタイラギ貝がかなりな数で繁殖している。
タイラギ貝は5cmほど地面から突き出ているので、その周囲にわずかながら生態系が形成される。
ツメタ貝ばかりの砂漠のような干潟から、徐々に豊かな干潟へと変容してきているのかもしれないと、一人悦に入るアララトであります。
今回も目についた砂茶碗と成体を駆除、次男の武が一緒について来たので防波堤の上にリレー出来たのがかなり助かった。
明日は時間をとってゆっくり観察したい。
5/15
四季で行なわれたラビラビのコンサートに参加。
会場は虹の岬からの流れや、京阪神からの若者達が沢山参加していて、完全に世代交代が進行しているのだなということを実感させられた。
出店は四国のネイティブがメインでお馴染みの面々、高知からゆきっちゃんも来ていて話が盛り上がった。
ステージの始まりにキャンプファイヤーの点火セレモニーを行なうことになったが、アララトは出がけにバタバタしていて定番の法螺貝を忘れてきてし まった。
偶々ウツシヨ君がミニサイズの法螺貝を持参していたので借りることにした。
初めてなので鳴りにくかったが、セレモニーの間は吹き切ることが出来たので何より。
吹き終わるとラビラビのPikoさんが駆け寄ってきて、下で聞いてると山が共鳴してるようで良かったですよとおほめの言葉をいただきました。
ツチノコ家族の演奏からライブが始まった。
その後は楽々ファミリーバンドのアワリカンで一盛り上がり、いよいよラビラビの演奏が始まった。
竹を巧みにあしらったステージの前には巨大なファイヤー、背景の森をスクリーンにしたウツシヨ君のVJはあまりにも決まり過ぎ。
一同は新緑のスクリーンに映し出された映像に暫しはまり込む。
ラビラビの演奏は生音生歌だが素晴らしく良く音が通り、プリミティブな会場との相性はばっちり、まさに縄文トランスの世界だ。
火の前でリズムに合わせて観客達が踊ると、まるで大地がバウンドしているような感覚になる、アララト的には初めての体験だった。
ライブはあっという間に終わりユルユルタイムへ。
アララトは新月でカヨちゃん不在のイェーイ青木君単独出店のカマドGOGOに入り浸り、次から次へと来客が絶えない。
まかないで用意したタコの塩茹でをラビラビの皆さんにも食べてもらってしばし歓談。
四国初上陸ということでアズミちゃんも喜んでました。
例によって青木バーでしこたま飲んだアララトは、褌ダンスのタイミングをすっかり逸してしまったが、人影もまばらになったタイミングでやおらアマ ラと一緒に踊りはじめた。
昨年のタイコの祭りでクズメちゃんからプレゼントされたファイヤーソードをビュンビュン振り回すだけの勝手流ファイヤーダンス、アマラはマントラ ともなんとも言いがたいオリジナルの歌を歌いながら、連褌ダンスへと流れる。
四季のおかんも初ダンスで上機嫌、今回は女性が多かったですね。
てな感じでに踊り終わると、いつもの様へべれけになったアララトはダウンしてしまったのであります。
毎年高瀬町の河野さんのところで行なわれている、地域密着型アートフェスティバル「アートで田んぼ」に「渋さ知らず」がやってきます。
http://tanbo.exblog.jp/
渋さ企画の二宮さんからぜひ褌学会もというお誘いをいただき、先日河野さんとも打合せして、褌隊はキャンプインで参加出来ることになりました。
詳細は当日の流れ次第という感じですが、面白い事になるのは間違いないでしょう。

開催期間  5/29~30

場所     三豊市高瀬町上麻
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=34.16325233744074&lon=133.77465756215264&z=17&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=sra&home=on&hlat=34.182532017185&hlon=133.71519835271&layout=&ei=utf-8

キャンプは5/29から入れます、キャンプサイトは会場奥一段上がった竹のオブジェがある畑です。
会場入りする時はスタッフの方に褌関係ですと一言声を掛けて下さいね。
(水はありますが、設備は無いただの田んぼです。民家は離れているので少々騒いでも問題ないとのことです)

PS
アララトは前日は親戚の49日、当日は運動会と重なっているので、5/30の夕方より参加の予定です。
4/29

以前のタイトルはあまりイメージがよくないので、干潟観察日記に戻しました。(笑)
風が治まったので夕ご飯前に干潟観察を行なった。
前回不十分だったBCブロックを中心に行なったが、見事なほどアマモが生えていなかった。
ちょっと気がついたのは、このブロックは干潟があまり出ないのと、雨が降るとかなり濁りが入る区域であること。
これは推測だが、生えたアマモが濁りで死滅した可能性もある。
昨年あれだけいたツメタ貝の姿がほとんど見えないのが不思議、海水温が昨年より2~3度低いのも影響しているのかもしれない。
数個見つけたものは処分した。
ADブロックで新たに11本の個体を確認出来た、全体の分布から一年生の種子が波に寄せられて定着した様子が見てとれる。
http://www10.ocn.ne.jp/~veeten//slo/amamo/amamo.html
しかしどの個体もか弱いので心配になってきた(笑)。
鳴門などで見た越年したアマモは幹の太さも長さも倍近くある、この干潟のアマモの弱弱しく不安定な状態は先々色々と問題は出てくるだろうな後思うのである。
岸辺近くに大量に突き出ていたタイラギ貝を採取してみたが、貝柱はベビーほたてサイズでまだ早かった。
当年物と思われる小さい個体もあるので、おそらく2年物くらいかな?
明日も風が治まったらもう一度干潟観察を行なう予定。

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4/28
今日は先日出来なかったアマモの個体数調査をメインに行なった。
昨日の雨で海水が濁っていたのと、風が残っていて海面を混ぜ返すので、条件としては厳しく海水面の多いB、Cブロックの調査が十分に出来なかった。
前回の調査である程度は調査していたので、まあデーターとしてはそこそこ正確と判断して本年度初回データーとしてUPします。
アマモは昨年とはまた変化していた。
今年の観察ポイントの一つとしては、アマモが越年するかしないかというところ。
昨年の観察結果ではどうも越年していないようだったので、昨年の群生ポイントを鉄筋でマーキングしておいた。
今回観察したところいくつかのマーキングは倒れたり抜けたりしていたが、ほぼそのまま残っていたので比較検討することが出来た。
結論としては、ほとんど越年した形跡が見られないといということです。
http://www10.ocn.ne.jp/~veeten//slo/amamo/amamo.html
観察記録に赤丸で表示してあるのが昨年の群生のマーキング、少し判断に迷ったところもあるが、クロスしていたのは1~2箇所で、それもほとんど単体で生えているので、おそらく越年したものではなさそうだった。
その他は近くには生えていても昨年とは明らかに違う場所だったり、葉体の数が多くても4本くらいまでなので、越年しないというのはほぼ間違いないのではないかと思う。
ということは今年生えたアマモは、昨年の群生の種が定床して発芽したものであるとみて良いのではないかと思われる。
全体を俯瞰して見れば、昨年度の分布より岸側に寄ったような分布なので、おそらく波によって寄せられたものだろう。
個人的には、今年の観測結果はこれだけでも十分な価値があったといって良い。
アマモ場造成は技術的にまだ確率されていないそうだが、ここ三年間試験的に移植してきた結果が見事にデーターに現れている。
下の個体数推移というダブをご覧頂きたい。
表の黄色は流れアマモ、緑は土器川河口で掘り返されていたアマモを移植したものである。
つまりそれ以外が自然定着したアマモということで、年々増加傾向にある。
今年は放置プレーにも関わらず、昨年度同時期の移植分を含めた数を上回っている。
先にも述べたようにアマモ場造成の技術は研究段階だが、少なくとも北浦海岸の干潟ではそこそこに定着し効果があったと見ることが出来るのではないかと思う。
そして分布としては雨水の流れ込む所に集中しているというの見逃せない。
しかしながら喜ぶのはまだまだ早いので、今年じっくり観察してからアマモ場再生へのステップとしたい。
以前にも書いたが、アララトのアマモ場再生の動機は自然保護ではなく、純粋にノスタルジーです。
一面にアマモが広がっていた光景をもう一度再現して、子供の時のように狩猟採集を楽しむのが夢なのです。

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今年初めてコアマモの群生にアマモが生えた。

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コアマモお隣に生えているアマモ、見分けがつかないくらい細い(涙)